英国/アイザック・ニュートン(1642 〜 1727年)

■ 年譜

     ・1642年  英国で誕生 (この年、ガリレオ死去)
                     父は生前3ヶ月前に他界、母子家庭で育つ。
     ・1661年  英国ケンブリッジ大学入学
     ・1665年  この年、英国にペスト<黒死病>流行
     ・1668年  26歳でケンブリッジ大学教授(数学)
     ・1699年  英国造幣局長官
     ・1703年  英国王立協会会長
     ・1727年  ロンドンで死去。国葬。
                     ウエストミンスター寺院に埋葬。

■ 業績

科学の始祖と崇められる天才。 万有引力の発見と法則の解明、潮汐現象の解明、 光の分散の研究、反射望遠鏡製作、微分・積分学の確立、など多数。

■ リンゴの木

木の枝からリンゴが落下するのを見て 『万有引力』 の存在に気付き法則を導いた、この逸話はあまりにも有名。 このリンゴの木に接木して採取された苗が、世界各国に散っている。もちろん日本にも。東京オリンピックの年・昭和39年に英国から東京小石川植物園に迎えられ、元気に育っている。

■ “リンゴ” と 「リンゴ」

ロマン主義の詩聖として謳われ、また圧制トルコからのギリシャ独立の恩人でもある英国/バイロン(1788 〜 1824年)は言った ・・・・・・・・・・・・ 「リンゴによって堕落した人類はリンゴによって高みへ昇る」。  様々な業績で近代科学の扉を押し開いたニュートンへの賛辞として。

■ ニュートンとアインシュタイン

ニュートンの力学はアインシュタインの相対性理論によって葬り去られた、というのは大間違い。 我々の周りの日常生活は、厳としてニュートン力学に支配されている。

独逸/アルバート・アインシュタイン(1879 〜 1955年)は自宅書斎にニュートンの肖像を飾っていた、という。 尊敬の念の表われか。 彼自身は宇宙論の扉を開いた。時間は伸縮する、空間はゆがんでいる。そもそも時間は独立して進行はしない、空間と切り離せない時空としてある、と。  そして、この理論から 「質量とエネルギーは等価だ」 という式を導いた。これは核爆弾の根拠ともなる

2005年は世界物理年。 アインシュタインが特殊相対性理論などを相次いで発表した「奇跡の年」(1905年) から100周年、これを記念して国連のユネスコが宣言した。
ニュートンとアインシュタイン、2人の天才の間には約200年の隔たりがある(時間的な隔たりのみならず、北海という物理的隔たりも)。  どちらが人類により大きな貢献をなしたか?  英王立協会は、科学者・一般人に呼び掛けて投票を行ったという。 その結果:

英王立協会科学者 一般人
    ニュートン    アインシュタイン     ニュートン    アインシュタイン
 科学への貢献  86% 14% 62% 39%
 人類への貢献  61% 39% 50% 50%